行政書士

【行政書士試験】初学者は勉強時間、どのくらい必要?

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行政書士試験 勉強時間はどのくらい

行政書士試験を受けたいけど、どのくらい勉強したらいいのか分からない。

働きながらでも行政書士試験合格を目指せるか、不安。

筆者

この記事では、初学者が行政書士試験合格に必要な勉強時間について紹介します。

この記事を書いた人

令和元年度行政書士試験 合格

法律初学者から約10ヶ月半の勉強で一発合格

勉強方法:通信講座+予備校模擬試験2回

合格するにはどのくらい勉強時間必要か

では、勉強時間について紹介していきます。

何時間勉強が必要?

結論:何時間勉強したらいいか→合格できるまで

前提として、勉強時間の目安はありますが、時間数は関係ないと思っています。というのも、法学部であったり、勉強習慣はあったか、法律関係の仕事であるなど、個人の背景によって勉強の理解度は違うからです。

逆に時間数ばかり気にしていて、理解をしていないのに時間数やったから大丈夫と間違った勉強になることは、よく聞きます。

なので、時間数は合格するまで勉強が必要です。この考え方は筆者がフォーサイトを受講した時に学んだ考え方です。500時間でも1000時間でも、合格できればいいし、合格できなければもっと勉強しなくてはいけません。

時間数の目安は?

そうは言っても、大体の目安はあります。

大手予備校などでは、法律勉強経験者で500〜600時間、初学者で600〜800時間、多くて1000時間が基準となっています。

筆者の場合

初学者、10ヶ月半で約1000時間

平日2〜3時間、休日4〜6時間、夏前までは勉強しない日も週1くらい

筆者は初学者で約10ヶ月半(年末〜11月中旬)、およそ1000時間勉強して合格しました。時間数は気にしていなかったので、空いている時間を勉強に充てていたらこのようになりました。こうしてみると、勉強時間は多い方ですが、理解が遅い方だったので、時間数に関係なく理解できるまで勉強したのが良かったと思います。

一日どれくらい勉強したらいいか

ご自身の環境によって勉強に充てられる時間が変わってきますので、例として参考にしてみてください。

スケジュール例

600時間の場合

  • 12ヶ月:毎日約1.6時間
  • 10カ月:毎日約2時間
  • 6ヶ月:毎日約3時間
  • 5ヶ月:毎日約4時間
  • 3ヶ月:毎日約6.6時間

800時間の場合

  • 12ヶ月:毎日約2時間
  • 10カ月:毎日約2.6時間
  • 6ヶ月:毎日約4時間
  • 5ヶ月:毎日約5時間
  • 3ヶ月:毎日約9時間

1000時間の場合

  • 12ヶ月:毎日約2.7時間
  • 10カ月:毎日約3.3時間
  • 8ヶ月:毎日約4時間
  • 6ヶ月:毎日約5.5時間
  • 5ヶ月:毎日約6.6時間
  • 3ヶ月:毎日約11時間

働きながらだったり、子育て中だったりすると毎日決まった時間を作るのは大変ですので、平日と休日で時間数にメリハリをつけるのがおすすめです。

例1:勉強期間が6ヶ月間

  • 600時間の場合:平日2時間、休日約5.75時間
  • 800時間の場合:平日2時間、休日約9.5時間
  • 1000時間の場合:平日2時間、休日約15時間

例2:勉強期間が10ヶ月間

  • 600時間の場合:平日1時間、休日約4.75時間
  • 800時間の場合:平日2時間、休日約4.25時間
  • 1000時間の場合:平日2時間、休日約6.8時間

いつから始めるのがいいか

受験をすることは決めたけど、いつから始めたらいいか迷っている方へ、筆者の経験に基づいて率直な所感を紹介します。

 おすすめは受験より6ヶ月以上前

結論:おすすめは受験より6ヶ月以上前

記憶の定着には時間が必要なため、6ヶ月前には始めたいところです。

これは初学者だった筆者の実体験によるものです。勉強を始めて6ヶ月後には一通り勉強して、なんとか問題をこなせるくらいまでできたという実感がありました。それより短い期間となるとかなり計画的にスケジュールを組んで集中する必要があります。

ただし、他の資格等でも受験勉強経験者であれば、5ヶ月程度でも時間が取れて集中できれば合格の可能性は十分にあると思います。

 受験まであと3ヶ月、どうする?

これまで勉強時間の目安や初学者としての所感をお伝えしてきましたが、受験を決めた時があと3ヶ月だったらどうしたらいいでしょうか。

  • 3ヶ月後の受験をする
  • 1年見送る

どちらが正解ということはありません。中には3ヶ月程度で合格したという強者もいますし、初学者だった自分が、受験まであと3ヶ月程度だったとしても受験したと思います。

しかし、一度受験を経験した今だったら、1年見送るようにアドバイスすると思います。というのも、3ヶ月だと現実的に落ちる可能性が高く、結果1年以上受験勉強を続けることになると思います。受験勉強を1年以上続けること、教材を2年分購入する可能性を考えた場合の意見です。それに関連して、もし、1年目で落ちたとしてもモチベーションを保つために受験勉強を数ヶ月単位で休む期間が必要だと思っています。

そのかわり、3ヶ月程度は法律関係の本、実務の本を読むなど合格後の仕事のことを調べたり、法律に触れる機会を作って、モチベーションを高めたり、法律を勉強する素地を作る期間に充てるといいと思います。その後、試験1年前になったら受験勉強を始めた方がいいとアドバイスしたいです。

まとめ

行政書士試験に合格するのに必要な勉強時間は人それぞれ。

目安は600〜800時間。 初学者の場合は、800〜1000時間、6ヶ月以上の勉強期間をとることがおすすめ。

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筆者

令和元年度行政書士試験 合格
法律初学者から10ヶ月半の勉強で一発合格
勉強方法:通信講座+予備校模擬試験2回

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